恐怖症の種類

社会不安症不安障害の中の一つである恐怖症には、「社会恐怖」、「広場恐怖」、「特定恐怖」と大きく3つに分けられます。

▼ 社会恐怖
社会恐怖症は、社会不安症ともいわれ、人前で恥をかいたり、恥ずかしい思いをすることを恐れ、そのような状況に強い不安や苦しみを感じ、人前を避けます。 人前で話ができない「対人恐怖」、あがってしまい顔が赤くなる「赤面恐怖」、視線が合うのを恐れる「視線恐怖」などがあります。

▼ 広場恐怖
広場恐怖症は、不安発作(パニック発作)が起こったときのことを心配し、逃げることが困難な場所や、発作をおこして恥をかきそうな場所、助けがえられないような場所にいることを恐れます。 また、そのような場所や状況にいることを大変苦痛に感じ、避けるようになったり、同伴者と一緒でない場合はそのような場所へ行けなくなります。

▼ 特定恐怖
特定恐怖症は、ある特定の場所や物に対して異常な恐怖感をもつものです。 高い場所が怖い「高所恐怖」、トンネルを恐れる「閉所恐怖」、ヘビを怖がる「ヘビ恐怖」、ナイフや包丁など先の尖ったものが怖い「尖端恐怖」、血をみると恐怖のあまり卒倒してしまう「血液恐怖」などがあります。
 

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